新しい動画撮影機材を導入して、初めてのツーリングに出かけました。今回は Insta360 X6 を中心に、Mic Pro、X6 標準レンズガード、X6 パワー自撮り棒、X6 保護万能フレーム、クイックリリースマウント2.0、標準マウントを組み合わせて試しています。
あわせて、以前から使っている Kriega R25、クリップマウント、ヘルメットマウントも持ち出しました。初めての撮影では、これらの機材で希望通りの撮影ができるのか、使い勝手はどうなのかを確認しました。実際に使ってみて良かったところ、気になったところ、今後の改善点をまとめてみます。
撮影用機材一覧
Insta360 X6

先日発売されたばかりのInsta360 X6です。X5を購入しようと思ったのが2026年3月。噂で4月には新しい機種が出そうとのことだったので、発売を待って新機種を買おうと思ったのに、結局発売は7月になってしまいました。あれこれ追加で購入したら結局総額20万円近い出費に。
バイクに乗っている最中は顎マウントしてシングルレンズ撮影、バイクから降りたら自撮り棒につけて360度撮影をしよう、という目論見です。
顎マウント時は頭の向きに沿って撮影したいのでシングルレンズ撮影で問題ないのですが、バックパックのストラップにつけた状態で撮影すると、自分の姿勢変化や取り付け位置のずれによってレンズの向きが上下に傾き、結果的に下の方ばかり、上の方ばかりうつってしまう、ということが考えられます。バックパックにつけた時はジンバルモードにして撮影しました。360度モードで撮影すればこんな問題は発生しませんが、撮影時間が半分になってしまいます。512GBで360度モードだと撮影時間は8.5時間ですが、ジンバルモードやシングルレンズモードなら19時間も撮影できます。360度モードは「何が起こるかわからないからとりあえず全部撮っておきたい!」という時だけ使用しました。
防水USBキャップ


今まで雨の中での撮影はできなかったのですが、今回新機材を揃えるにあたって「雨でも撮影」にチャンレンジしてみました。今回のツーリングは図らずも雨。雨の中で給電しながらの撮影に問題ないことが確認できました。ただ、線の抜き差しをする際は注意が必要です。気にせず抜き差ししたら、端子が濡れて充電できない状態になってしまいました。かなり慌てましたが、しっかり乾かした後は正常に充電できるようになりました。
Insta360 Mic Pro
今までヘルメットに小さなマイクを仕込み、有線で顎マウントしたカメラに接続して自分の声とインカムから聞こえる友人の声を同時に動画に入れていました。ケーブルが邪魔なのと、カメラへの抜き差しが面倒なことから、いつかは無線マイク、とおもっていました。DJI MICを使って試したところ、受信機が大きくてあまりにも扱いが面倒なことから諦めていたのですが、Mic Proならいけそう、ということで今回導入してみました。インカムの音も取りたいためインカムのスピーカの近くに取り付ける必要があり、スピーカーの上に取り付けてみたところマイクの磁石がスピーカーにくっつき、だいぶいい感じに取り付けることができました。

この状態で撮影した結果は動画を確認してみてください。ただ、この状態だとほんの少し耳にマイクが当たるんですよね。初めのうちは「少し当たるな」くらいなんですが、だんだん耳が痛くなってきて、結構きつい。後日色々試したのですが、それはまた別の記事で紹介します。
X6 標準レンズガード

今まで使っていたカメラではレンズに傷がついてしまいました。今回は長く使いたいので、レンズガードを導入しました。レンズガードには標準バージョンと、ハイクオリティバージョンがあるようです。値段はそれほど変わらないのですが私の目的はさほど画質を追及したいわけではないので、標準バージョンです。

初めこのガードをつけて走ったのですが雨の中数分走ったら、レンズが曇ってしまいました。マニュアルにも「濡れると曇るから雨では使うな」と書いてあります。そうは言っても多少大丈夫だろうと思ったのですがダメでしたね。水が入るというより、本体が熱くなるので湯気で曇る、というイメージでした。今回の初日の撮影ではガードを外したまま使っています。2日目は晴れたのでガード付きです。画質への影響は全くわからないです。
X6 パワー自撮り棒

バイクに乗っている最中、バイクのUSBから給電しながら撮影するのですが、バイクからの給電では電力不足なようでカメラのバッテリーがほんの少しづつ減ってゆくようです。バッテリーが完全になくなった状態だと撮影できなくなってしまいます。
手持ちで撮影している最中もバッテリーを減らしたくないので、カメラに給電ながら撮影したい。モバイルバッテリーからケーブルを伸ばして充電しながら、というのも以前試したのですが、自撮り棒を伸ばしてカメラが遠くになっているのにケーブルがブラブラするのはとても取り回しが悪かったし、見た目もあまり美しくありませんでした。そのため、給電機能のあるパワー自撮り棒を導入し、今回の動画ではこの自撮り棒を使って撮影しています。
自撮り棒のお尻のところに簡易的な三脚アダプタをつけ、食事風景撮影時など、自立させて使っています。

ちょっと重たいのと、少しだけ手元の自撮り棒が映る点が多少気になりますが、概ね期待通りの働きをしてくれました。
X6 保護万能フレーム

顎マウントする際カメラを横に向けるために必要だと思って購入したのですが、全く必要ありませんでした。何か追加で取り付ける予定もないので必要ではないのですが、落とした時の破損防止のために取り付けて撮影しました。少しだけ重くなりますが、許容範囲です。

クイックリリースマウント2.0

ヘルメットの顎マウントにカメラを簡単に取り付け、取り外しできるようにクイックリリースマウントを使用しました。標準マウントでも良かったのですがどの程度違いがあるのか知りたかったためクイックリリースマウントを買ってみました。磁石で吸着して取り付け位置を誘導してくれるようになっているため、ヘルメットをかぶりながら片手で簡単に取り付け、取り外しできることを期待していたのですが、これはあまり有効ではありません。しっかり位置を確認、ボタンを押してから取り付ける必要があります。
標準マウント
バックパックのショルダーストラップにマウントするため、クリップを使用しました。クリップにカメラを接続するためのマウントとして標準マウントを利用しています。クイックリリースマウント2.0では1/4インチマウントポイントと2プロングマウント、両方が使えるのですがこちらは2プロングマウントだけです。
どちらも使えるのは有利に思えるのですが、実際のところ、一度取り付けたら付け替えることって滅多にありません。2プロングマウントしか使わないことがわかっているのであればこちらで十分です。三千円近く値段差もありますし「つかうかもしれない」という理由で高い方を選ぶ必要なないと思います。

ショルダーストラップマウントしたKriega R25

バイク走行動画のかなりの部分をショルダーストラップにつけた状態、ジンバルモードで撮影したのですが、私の感覚では少し下すぎで、もう少し高い位置から撮影した方がいいなと思います。やはりヘルメットの顎マウントした映像のほうが好み。また、カメラがバックパックについているためバックパックを下ろせません。そばを食べたところ、ラーメン屋に入る前の部分は、バックパックを背負いながら撮影したのですが、これはイマイチ。バイクを降りた時の撮影はネックマウントした方が良さそうです。